Tuesday, June 5, 2012

サンポール・ド・ヴァンスに行くのなら








ジュアン・レ・パンに引き続き、またまた南仏の話を蒸し返させてもらいます。

ニースからバスで四十分ほど行ったところに、サン・ポール・ド・ヴァンスという小さな村がある。

南仏によくある鷲ノ巣村の一つで、今も昔も芸術家に人気が高いことでも有名だ。

当然ながら、村にはギャラリーも多く、土産物の類いも他の鷲ノ巣村よりハイセンスだ。

中でも一番印象的だったのが、村の外れにある「ZEVO」というギャラリーだ。

バスで通り過ぎた時から、壁にはり付くピンクの象に目が釘付けになってしまったのだ。

バス亭を降りた私は、村のメイン所に行くより早く、象の方へと引き返した。

ギャラリーは案外開放的だった。

まあ、南仏によくあるように受付には誰もいなかったので、図々しく中にお邪魔させていただいた。すると、奥のほうのアトリエで作業する中年男性を見つけた。

長髪で、ロック歌手のような佇まい。おそらく彼がZIVOさんだろう。

作業の手を止めさせてしまったにも関わらず、彼はすごく親切に接してくれた。

にこやかに写真撮影を許可してくださっただけではなく、丁寧に作品の説明までしてくれた。

この人は象の制作に力を入れているらしく、ギャラリー内では様々な象たちが私の目を楽しませてくれた。

画像にも載せたが、牛らしき作品もあった。いいねえ。

私は動物モチーフのアート作品にめっぽう弱いのだ。

ZIVOさんに日本から来たと告げると、かつて日本で開いた展示会の写真まで見せてくれた。ついでに、パリス・ヒルトンと撮った写真も見せてくれた。

まったく何の前知識もなく行ったというのに。私がファンでないことを察することくらい容易かっただろうに。

大変遅くなってしまったが、この場を借りてお礼申し上げます。

いろいろな国に行ってみたが、フランスが一番親切な人に出会う確率が高いような気がした。老若男女問わず(中でも若い女性の親切さは断トツだった)。

こんなことを他人に言ったら、多くの人が「ぜったいにそんなことはない」と口を揃えることは目に見えているのだが。


ちなみに、ZIVO Art Factoryのホームページはこちら。




サン・ポール・ド・ヴァンスに行くのなら、ここのギャラリーは外せませんよ。





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