Tuesday, June 5, 2012

ジュアン・レ・パン



約一年前の話をしよう。なぜなら、映画『ミッドナイト・イン・パリ』を観て思い出したから。


そして何より、壊れていたはずのカメラのメモリーカードが、最近になって復活したからである。









まず、ファッショナブルなセレクトショップがわんさかある。ZARAやH&Mばかりの南仏ではめずらしい。服装にうるさい私から見て、ジュアン・レ・パンは南仏で一番充実した街だった。ロサンゼルスにいるような錯覚に陥る。


セレクトはカジュアルというよりはドレッシー。夜遊び向けの服がいっぱいだ。手ぶらで行って、レストランやクラブで着る服を現地調達するのがベターだろう。


ハイブランドを扱ったセレクトショップもたくさんあるが、おすすめはチープなドレス類。


五千円前後でカリフォルニアっぽいセクシーかつ健康的なデザインのものがざくざく見つかる。


駅前のアンティークショップもかわいかった。



メモリーの関係であまり写真を撮れなかったかとが本当に悔やまれる。

ここに載せた写真ではあの街の良さは百分の一も伝わらないだろう。



もちろんおしゃれなカフェなんかも多い。画像はすごく賑わっていたアイスクリーム店。






とにかく盛り上がっているのが夜遊び。








夜遊びスポットでなくても、ヨーロッパには珍しく、いろいろな店がけっっこう遅くまで開いているから、時間のない旅行者にはありがたい。


公園には小さな遊園地があった。子どもでも夜遅くまでぷらぷらできる治安の良さ。ジャズ・フェスティバル開催期間だったから?





私ももちろん一人でぷらぷら。


だけど、この街には友達同士で来たいと思った。日本では滅多にないけれど、ここでなら夜通し遊びまくるのも悪くない。



















気になって仕方なかった謎のバー。ヘミングウェイ印なのはなぜ?







やっぱりロスト・ジェネレーションの作家ゆかりの場所が多い街だからだろうか。


ちなみに私が宿泊したのは、Hotel Belles Rivesという五つ星ホテル。


なんとここ、かつてはフィッツジェラルドの邸宅だったのだ。












こと旅先に関して、私は彼に絶大なる信頼を寄せている。


この人が住んだ場所、滞在した場所は例外なく美しく、治安もいいのだ。


グレート・ネックしかり、ジュアン・レ・パンしかり、スイスのヴヴェイやアヌシーしかり。



彼に習ってコモ湖、カプリ島、アルジェにも行きたい。


ホテルに話を戻そう。シーズンだったし、一泊三万五千円くらいしたけれど、今でも後悔はしていない。
本当に素晴らしい滞在だった!

ホテルの人も親切だし、ご飯も美味しい。部屋も広いわけではないけれどかわいらしい。

ちょっとしたフィッツジェラルド記念館みたいだ。











ルームサービスのメニューにもフィッツジェラルド夫妻のイラストが。これ、持って帰りたかったなあ。








関係ないけれど、アメニティ・グッズはロクシタンだった。こちらはちゃっかり持って帰りました。






ちなみに、ホテルにする時、建物の一部を増築したらしい。しかし、私の泊まった部屋は邸宅時代からあった部分みたいなのだ。文献によると、どうもスコッティあたりの部屋だろうか?


妄想しちゃうなあ。楽しいなあ。




一階には、Piano-Bar Fitzgeraldというバーがあり、ヘミングウェイという名のカクテルを楽しむことができる。








想像していたよりも男性的過ぎず、酒に弱い私でも悪酔いしなかった。


ここのバーは、窓からの眺めもきれいです。






そして何より、このホテルはプライベートビーチがいい感じだった。













この世の極楽だね、これはもはや。


Hotel Belles Rivesはジュアン・レ・パンの駅からも近い。


詳しくは、このホテルで働いていたという日本人のブログ「コートダジュールの休息」で知ることができる。


今年もそろそろ地中海が最高の時をむかえる。


南仏行きを考えている人は、せめて一泊くらいはジュアン・レ・パンにも泊まってみてください。













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