Wednesday, January 18, 2012

風呂場で読書

なるべく多くの時間を風呂場で過ごすようにしている。もちろんダイエットのためだ。

入浴一時間で約150kclを消費するらしい。朝晩二回だと300kclということだ。馬鹿にならないではないか。

同じ本でも、ベッドでごろごろしながら読むのと、浴槽に浸かりながら読むのでは、美容への効果は天と地ほどの差ができてしまうのだ。

本はどうしていたって読む。読まないと頭が変になってしまう。だったらその時間を有効に使わないと損だ。

だが、一口に本といっても何でもいいわけではない。入浴中読むのに向いた本と、そうでない本がある。

ちびちびと味わいながら、大切に読み進めていくような本は向いていない。区切りをつけるのが難しい本も向いていない。あまりにもすぐ読み終わってしまう本も向いていない。軽すぎるものも不向きだろう。途中で飽きてしまうからだ。

いろいろ試した結果、もってこいだったのは、推理小説と戯曲だった。推理小説はぐいぐい読み進められるから、あっという間に時間が経つし、多くの戯曲は長さがちょうどいい。普通の小説ならば、淡々としているよりは劇的なものが風呂場向きだった。

それからこれはもともとの個人的嗜好でもあるのだが、貧乏な農民よりも、金持ちや貴族が主要登場人物の作品のほうが好ましい。まあ、これは単純にそのほうが夢中になれるからなのだが。貧乏人が主役の場合は、せめて都会やリゾート地が舞台であってほしい。田舎はいまいち想像ができないので入り込みづらい。

作品の世界観にどっぷりはまり込んで、気がついたら一時間近く経っていた、というのが理想のお風呂読書なのだ。

だか、必ずしもいいことばかりというわけにもいかない。

まず、本がぼろぼろになってしまうのだ。

これまでにもお風呂読書を習慣としていた私だが、お風呂で三十分間読むのと、一時間読むのとでは、本へのダメージがかなり違ってくるのだ。三十分ではちょっとふやける程度の表紙も、一時間でだいぶ水分を吸って、折り目から破けてしまう。

まあ、借りている本ではないのだから、別にぼろぼろになること自体はまったくもって構わないのだ。もったいないとも思わない。買ったのに読まないほうがよっぽどもったいない。
どんなに汚くなったって、風呂場で一冊丸々読んでしまえるのなら問題ない。嫌なのは、そのぼろぼろになった本を通勤電車で読まなければならないことなのだ。

別のものを読めばいいのかもしれない。いや、そうはいかない。続きが気になってしごとどころではなくなってしまう。

起きて、支度をする前の入浴ではなく、眠る前の入浴時読めばいいのかもしれない。そうすれば続きはベッドで読める。
いや、もちろん眠る前に入浴する時だって読んでいるのだ。だが、一日二回入浴しなくてはならないのだ。一日一回の入浴では、消費カロリーだって半分だ。そんなの困る。

汚い本を隠せる防水カバーを買うしかないな。あまり気乗りしないのだけど。ブックカバーってあまり好きではないのだ。カバーをかけた本ってなんとなくよそよそしい気がする。手にフィットしてくれないし。

かわいいデザインのカバーならばまだ許せるが、はたして、白水Uブックスの本などに合うかわいいブックカバーなんてあるのだろうか?

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