Saturday, December 10, 2011

シートマスク!!





多分、私は今世界でも持っているシートマスクの枚数なら、けっこう上位に位置していると思う。

だって、二百五十枚くらいは持っているのだ。それでもまだまだ買うつもりなのだから、自分でもちょっと正気とは思えない。いいじゃないか、一日三枚は使うのだから、いくらあったって困らないだろう。そう自分に言い聞かせながら。

ほとんどが韓国産の安いマスクなのだが、たまには高いものも買う。もちろんネットで半額以下になっている物に限って。それでも高い物は高い。千円くらいは平気でする。まあ、美容液や何かだったら千円では買えないので、バラ売りをしているシートマスクにはまるのだろう。

老化を恐ろしく思うあまり、高級、高機能の化粧品が気になって仕方ないのだ。シートマスク一枚ならば手が届く。だからこんなに集まってしまうのだ。

どこにでも売っているのも良くない。イライラして、何かを買わずにはいられない時、シートマスクはたいてい目につく場所に置いてあるのだ。薬局でも、バラエティ・ショップでも、コンビニでも。

まだ買う気か?やめておけ!と自分の中のきちんとした部分が言うが、結局はだらしない部分が打ち勝ってしまうのだ。昔からよくあるように。

並べて写真を撮ってみると、本当に馬鹿らしい光景だと思い知らされる。キングギドラやヤマタノオロチだったらまだいいが、私の顔なんて、たった一つしかないというのに。

だけど、顔がたくさんあるというのは何となく憧れる。

一つの首に顔がたくさんというのではなく、アンパンマンのようにスペアの顔があるというのが羨ましい。

だって、一つに吹き出物が出来たら、もう一つの顔をくっつければいいということではないか。

常にベスト・コンディションの顔を持っていることができれば、いろいろと楽しいだろうし、何より楽になりそうだ。

いいなあ。

話をシートマスクに戻します。

ただ欲しいからばんばん買っているわけでもないのだ。もちろんそれもあるけれど、もっと大きな理由がある。

それは「選ぶ楽しみ」だ。

たくさんの物の中から選ぶことで、私は心地よい興奮を味わうことができるのだ。

レンタルDVDショップがそう。書店がそう。ネット通販もそう。

なんてったって、選ぶことは気持ちがいい。

天上から下界を眺めているような気分になる。えらくなったような錯覚に陥る。

選ばれなかったマスクたちに捧げる微かな同情もまたいい。自分が哀れみ深い善人かのような気がしてくるのだ。

同じシートマスクが200枚ではだめなのだ。違うシートマスクが10枚づつ、二十種類というほうがよっぽどいい。

この関係を王様と妻たちに例えたら、たまらなく贅沢ではないか。

何事もそうだろう。一つの種類だけではあっという間に飽きてしまうが、何十種類もあれば飽きることはそうそうない。

飽き飽きした気持ちでスキンケアなんかしたら、全部の行程が雑になってしまい、効果も半減してしまうだろう。

人間、ちょっと浮気性なくらいがちょうどいいのだと、シートマスクにはまって実感した。






























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