Thursday, May 19, 2011


安い服ばかり着ている。

一万円以上する服なんて、二ヶ月に一度買えばいいほうだ。

ZARA、H&M、たまにforever21、American Apparel、Yahoo!やeBayなどのオークション、そして、ありとあらゆる海外通販サイト、これらがうちにあるほとんどの服の出所である。

高い服はもちろん素晴らしい。ウインドウ・ショッピングで審美眼を養うのは大切なことだと思う。

だけれど、余裕がないのなら、無理して買う必要もない。それよりは数を多く持っていたほうが、何かと便利だし、コーディネートの面白さも広がる。

とにかく、安い服には目がないけちな私だから、ずっと「しまむら」は気になっていた。けっこう使える、という声も聞いていたし、いつか絶対に行きたいと思っていた。

そして先日、ついにデビューを果たした!

初めて足を踏み入れた時は、そりゃもうわくわくだった。新しい世界が開けると思った。

予想より洒落っ気のない店内、中高生とおばさんだらけの客層(私のような中途半端な年齢の人は元ヤンキー夫妻のみだった)、肝心の商品はというと……。

いやあ、予想以上に田舎臭い!!

たとえ、形の悪くないTシャツやショートパンツがあったとしても、余計なプリントやレースが台無しにしている。

「ああいう服ってどこに売っているんだろう?」と、常日頃から疑問に思っていたような服が平気で売っているのだから、もう面白くてたまらない。

もしかするといけそうな服を、大量の「絶対に着たくない」ものの中から見つけるのも、宝探しのようで面白い。

それに、安いことには違いないのだ。

やっとこさで、五百円のフリンジブーツと、千円くらいのスポーツ・ブラを、試着室まで持って行った。

ブラのほうは、安かろう悪かろう。ブーツはどうにか履けるレベル。

ブーツだけ買おうとした時、ふと思った。

私はこの雰囲気に呑み込まれているだけなんだ、と。

もしもこのブーツが、たとえばForever21で売っていたとしたら、私はレジまで持っていこうとするだろうか?いくら五百円だとしても。

答えは否だ。

しまむらで売っているものでなければ、絶対に買わないデザインだろう。そもそも、本革ですらないのだ。

しまむらだから惹かれているのだ。

「エルメスだから着るのよ!」という女と同じではないか。

ブランドの場合でも、しまむらの場合でも、アイテムの高級感やダサさに負けず、それを着こなしてみせる達成感が気持ち良くて、買ったりするのだろう。私は、ブランド物にはそれを求めないが、結局は同じことなのだ。

なんだかとても不健全な気がする。

服なんて、デザインや着心地が好きだから買うものではないのか?

安さを求めるのなら、ファスト・ファッションでいいのではないか?

心底好きならいいのだが、そうでもない不純な動機で買うなんて、しまむらに失礼ではないか。

そんなわけで、しまむらの帰り、私はH&Mに寄って、写真で着ているジャケットを買った。たった三千円。

やっぱりファスト・ファッションで充分だ。


しまむらのことは、あそこのデザインを好きなヤンキー夫婦などにまかせておくことにしようと思う。

3 comments:

  1. 杏里さん、こんばんみ~。
    杏里さんが着てると、とても3000円のジャケットとは見えないですね。
    やはり着てる人とセンスが光ってますね。
    やっぱり杏里さん、いいなぁ~って、
    今さら、また再認識すらしてしまいました。
    撮影の方は、セルフなんですかね?

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  2. 杏里さん 痩せましたね~
    最近の服は安くても品質がいいですね
    よく似合ってます

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