Wednesday, May 11, 2011

抜けない女






AV界の鬼才、長江隆美監督の一般作品第一弾『WORTHLESS WOMEN  抜けない女』が、渋谷 UPLINK で公開中だ。


この作品、一般映画でありながら、スタッフ、出演者共に全てがAVの人間という、異色作なのである。


膣に拳を入れて、そのまま抜けなくなってしまった女スナイパー。彼女と、それを取り巻く奇妙な人々。


ホラー?パニック?エロス?サスペンス?


いや、これはジャンル分け不可能だ。


彼らだからこそできる過激な演出、大胆な演技、そして、いい意味でのチープさは、一見の価値がある。


観ていて、個人的にはすごく好きな小説である、フィリップ・ロスの『乳房になった男』が頭を過った。
よくもまあ、こんなすごい設定を考えついたものだ。エレベーターに閉じ込められてしまったのではなく、膣から拳が抜けなくなってしまったのだから。
性欲の薄い人間には思いもよらない。私なんて、三回くらい生まれ変わったって作り出せないだろう。


時節の都合上、エンターテインメント界からも過激な物は排除される傾向にある。


希望、平和。それはそれでいい。


しかし、世のひねくれ者どもは、それだけでは満足しないのが本音ではないだろうか?


退屈している方は、是非とも観てほしい。そして、映像のように、脳みそをかき回されていただきたい。





















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