Sunday, May 8, 2011

巻き寿司について。



私は案外寿司にうるさい。詳しいというわけではない。単にうるさいのだ。

中でも、巻き寿司は時々無性に食べたくなる。

あれは何か特別な感じがする。贅沢な感じがする。

そりゃ、高級な寿司屋で食べる握りも贅沢だ。漁師町で新鮮なものを食べるのはもっと贅沢だ。

だが、巻き寿司を家で食べるという贅沢は、またちょっと種類が違う。

あれは、それほど高いものではない。一本三千円も出せば、まあまあの物が買える。三千円は外食でいったら、どちらかといえば安い部類に入る。
それなのに、巻き寿司を買うのは、外食よりずっと勇気がいる。

どうせなら一種類だけではなく、二、三種類の味を楽しみたい。そう思ってどんどん買うと、どつぼにはまる。

そう。巻き寿司は日持ちするものではない。

宅配ピザの場合もそうなのだが、一人でこれらを頼む場合、下手したら三食同じものを食べる覚悟をしなくてはならない。

いくら好きでもそれは辛い。

だが、それでも食べたい時があるのだ。

そんな時は、勇気を振り絞って何本か買う。そして、ずっとそれを食べ続ける。

毎食違うものを食べる楽しみを捨ててまで、巻き寿司(または宅配ピザ)を食べる!一時の衝動のためだけに、とっくに飽きた巻き寿司を食べ続ける!

何という贅沢だろう。何とまあ、別に味わう必要のない贅沢だろうか!!

そういうものを食べる時だけ、既婚者がうらやましくなる。それが原因で結婚した人というのも、広い世の中にはいるんじゃないかとすら思える。

しかし、巻き寿司を誰かと食べると、二つばかり気を使う。

まずは端っこ問題。あの、端の不格好な部分を誰が食べるか、あれはけっこう重要だ。私はどちらかというと、あの部分は好まない。具がはみ出ていると、シャリとのバランスが悪く、味も落ちるように思えるからだ。
だからこそ私は、無理して自己犠牲の精神を発揮するのだが、実はあの部分を食べることも巻き寿司の楽しみに含まれると考える人もいるらしいのだ。

私は美しい行動をとったつもりなのに、かえって相手から恨まれる結果となっているかもしれないのだ。食い物の恨みは怖いからな。

そして、残りの一つ問題。

これは説明するまでもない。どんな食べ物であっても、分け合う場合には必ず発生する問題だ。

日本人ならでは、と言うが、外国人はどのように対処しているのか、ぜひとも
聞いてみたいものである。端っこ問題も含めてさ。

あ、画像と全然関係がなくてすみません。

選挙のポスターって昔から好きなもので、つい。


2 comments: