Sunday, December 12, 2010

肉が好きだ、ホルモンが好きだ。





肉が好きだ。ホルモンが好きだ。こってりとした料理が大好きだ!

世間では、年と共にあっさり党になってくると言われているけれども、私は年々こってり好きになってきている。

幼稚園児の頃は、肉なんて食べられなかった。味の塩焼きが何よりの大好物で、干物なんか一日三食でもいけた。きっと当時の私は、そのあたりの猫よりずっと魚好きだったと思う。

だが、時が経つにつれて魚より肉のほうが断然好きになっていた。

焼き肉デビューはわりと遅く、確か十四歳の時だった。人生初のレバ刺しは、ひと月のうちに一週間必ず見なくてはならないものによく似ていて、はじめは噛むことも味わうこともできなかった。

それからしばらくして、レバ刺しを噛み締める素晴らしさを学び、肉も内臓もなんでも来い、と胸を張って言えるようになった。

今となっては、一ヶ月も焼き肉屋に行かないと、禁断症状が出る、面倒くさい体になってしまった。

出没する焼き肉屋、ホルモン焼き屋は数知れない。ざっと挙げても、おやじ、西日暮里ホルモン、芝浦、こそっと、わ、鯉登り、亀戸ホルモン、ジャンボ、牛の蔵、じゅあん、韓寿苑、幸永、三百屋、あじくら、などなど。

巷で美味しいと言われている店を全制覇するのが野望だ。

これだけ焼き肉、ホルモンが好きだと、自然と奉行になってくる。

あれらは焼き方次第で最高にも最低にもなるのだから、ただ焼くだけだからといって、気を抜く事は許されない。

店によっては、親切な店員さんが焼いてくれたり、美味しい焼き方を教えてくれたりする。毎回店の人任せにすれば、いつも最高の味を楽しめるのだろう。

だが、美味しいところはやはりそれなりの人気店。店員が付きっきりで面倒をみてくれるとも限らない。私の行くような店は高級店ではないのだから。

そこで、いかにプロの技を目で盗めるかが非常に重要になってくるのだ。これは、某ホルモン焼き屋の大将の有り難いお言葉である。

私は焼き肉修行の中で、全身全霊をかけて技を盗んできた。そのかいあって、ホルモンに関しては、まあそれなりの腕になってきた。だが、神様というのはいつだって不公平で、生まれつき焼きの勘が素晴らしい、天才焼き師も、時々存在するのだ。そういう人は、努力なしに信じられないほどうまく焼いてみせるのだ。少し悔しい気もしないでもないが、そういう人間が焼き肉仲間にいると、苦労しなくて済むのにな、といつも思う。

焼き肉屋ではいつも苦労させられるのだ。

私も人のことなんか言えないかもしれないが、下手な奴に限って焼きたがるのだ。

それも、人のペースも考えないで網にのせ、中途半端な生肉や、焼き過ぎの硬い肉を、塩で食べるべきものまでタレの上にばんばん置いてきたりするのだ。

そして、そういう奴はたいてい、焼いている最中にしょっちゅう裏返すものだから、大切な肉汁がほとんど網の下に滴り落ちてしまうのだ。そして、そんなことはいっこうにおかまいなし、という様子なのだ。

気をつかって網にのせるのはいい。そこまでならいい。

だが、プロ級の腕を持っていない場合、その後は各自のペースに合わせてほしい。

それぞれに好みの焼き加減があるということくらい、わからないこともないだろう。

なんだかんだ愚痴ってしまったが、私は焼き肉のことならそれだけ熱くなれるのだ。

まったく、単純なようでいて、奥の深い食べ物だ。

3 comments:

  1. 杏里さん、こんばんみ~。
    そして遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。
    「肉が好きだ、ホルモンが好きだ。」僕も全く同感です。
    ついでに「杏里さんも好きだ!」(笑)
    画像を見てたら、夜中にもかかわらずお肉食べたくなってきました。
    しかし、時代も変わったですよねぇ~。
    昔は、タンでさえ「ベロだよ」って言ったら、
    気持ち悪がって食べない人も多かったし、
    焼肉屋で鉄板にキムチをのせて食べようとしたら、
    キムチに火を通したりするの???と不思議がられたり・・・
    女性も平気でホルモンを食す、いい時代になったものです。
    でも、ホルモンの食べすぎは通風になりやすいらしいですから、
    機をつけてほどほどに食べてくださいね。

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  2. すごい数の店に行ってるんですね
    食に関して楽しみを持つと
    人生が豊かになりますね

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