Monday, November 15, 2010

シェイクスピアに凝る季節


シェイクスピアにはまってしまった。とはいっても、まだ有名どころを八つばかりしか読んでいないから、あれこれ言えたものではないのかもしれないが。
しかし、どれを読んでも好みだったので、これから更にどっぷりはまることは間違いないだろう。

そういえば随分昔、演劇漫画に影響されて、シェイクスピアの戯曲をいくつか読んだことがある。だが、その時はあまり良さがわからなかった。きっとその時はまだ、自分の中にあるおばさんの種を否定していたからだと思う。

しかし、おばさんに近づきつつある今、急にあの通俗性がたまらなく魅力的に思えてきたのだ。

誰が何と言おうと、シェイクスピア作品の魅力は通俗性にある、と私は言いたい。

悲劇は昼メロのごとく、喜劇はトレンディ・ドラマのごとく。

どの作品にも出てくる出てくる。駄洒落と下ネタ、もっと言えば親父ギャグ。差別に暴力、拷問、禁断の愛、親子の確執、相続争い、嘘と浮気とでっち上げ。

ワイドショー好きにはたまらない。

俗っぽい、しかしそれも言い換えれば、普遍的なテーマを扱っているということ。

だから今もなお、世界中で親しまれ続けているのだろう。

現代版リメイクも数えきれないほどあるので、今更誰も作らないだろうが、個人的には『マクベス』をこんな風に、いかにもおばさんが好きそうなリメイクをしてほしい。

店のナンバー3ホストのマクベス。ある日彼は店のボーイか何かと飲みに行った帰り、占い師の婆さんに「あんたはじきにナンバー2になり、いずれはナンバー1になるだろう」と言われる。
同僚のほうは、「あんたの紹介した男はナンバー1になるだろう」と言われる。

店に戻ると、これまでナンバー2だった男が、売り掛け金を踏み倒され、行方をくらませた
と聞かされる。そうしてマクベスはナンバー2になる。

彼は、恋人と協力してナンバー1ホストを殺し、かねてから憧れていた地位にのし上がるのだが……。

こんな『マクベス』をできれば昼ドラかレディコミで見たい。

ホストではなく、普通の会社のほうが個人的には好ましいのだが、きっと多くのおばさんは顔のいい若手俳優がわんさか出てきたほうが楽しめるはずなので、ここは一つ譲歩する。

あ、昼ドラやレディコミもいいけれど、やっぱりシェイクスピアらしく舞台劇もいい。

すでにどこかの劇団が企画しているかもしれない。調べてみる価値はあるな。

4 comments:

  1. 何時の世であれ
    どろどろの人間模様が
    あるんですねぇ~
    見るのはいいですが
    実際かかわるのは嫌ですね

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  2. 「俺のものはお前のもの、お前のものは俺のもの
    (What's yours is mine, and what's mine is my own. )」
    と言ったのは、ウィリアム・シェイクスピア

    ジャイアンは、
    「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの
    (What's yours is mine, what's mine is mine.)

    ドラえもんはシェイクスピアの要素があったのね。

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  3. 次の次のご旅行は、パリ→ロンドンですな。
    ロンドンでは、いつも、こどかでシェークスピアをやってるらしいです。

    新大久保のグローブ座は、もともとはシェークスピアを演じるための劇場だったのですが、不入りのために、今は何でも上演されるようになりました。

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