Thursday, January 21, 2010

素人ものの良さ

アダルトビデオは素人物に限る――そう力説する方はものすごく多い。

それも一理あるなとは思いながらも、私は100%賛同してはいない。が、ファッションや化粧品に関して言えば、参考にするのは素人物ばかりだし、記事になっていてたまらなくうきうきしてしまうのも、いつも決まって素人物だ。

だってそうだろう。頭のてっぺんからつま先、指先にいたるまでぎちぎちにきめて、送風機を浴びながらポーズを取るモデルが着用する、街中で来たら「うわっ、ケバイ!」になってしまいそうな洋服達をどのように参考にすればいいというのだ。

時々販売員さんなどでファッション雑誌から抜け出てきました!みたいな方がいらっしゃるが、あれはいただけたものじゃない。一点たりとも流行以外の物を身につけていない服装は、見ていて痛々しい。月並みな言い方をすれば「洋服に着られている」といった感じになっているのだと思う。

流行と定番の割合は7:3もしくは6:4くらいが望ましい。よくオリジナリティのある人間が洒落者という。もしそれが真実なら、流行からオリジナリティを感じさせるのはどちらかといえば困難だから、洒落者に見せたいのなら流行意外に力を入れるべきであろう。

以前から主張していることだが、流行は嫌でも取り入れざるを得ないものなのだ。たった今店頭に並ぶ、古着以外の服を買っている限りは。そんなわけで、トレンドまみれの紙面よりも素人の着こなしのほうがずっと実用的かつ、洗練されていたりするものだ。

素人と言っても、いわゆる本格的な素人ではいけない。業界素人、それもできれば外国人が好ましい。アダルトビデオでいうなら、洋モノ、素人モノを好む人のように。

なぜかというと私は華奢で可愛らしいタイプではないし、身長やくどい顔立ちなどからしても国産もので固められた格好は似合わないからだ。

似合わない格好は「うわっ、ケバイ!」よりたちが悪い。したがって私が新しい服がほしくなったりして、誰かの恰好から助言を借りようとチェックするのは、見知らぬ外国人のブログである。

お気に入りに登録しているものなら30近くあるが、中でもfshion toastと、Style Scrapbookというブログは一日に二回は見てしまう。fashion toastのほうは書いている方が半分日本人のようなので、女性の方にはお勧めだ。お二人とも着まわしがうまいし、意外な物を組み合わせるセンスもある。なおかつ奇抜さは最小限で、そのあたりをうろうろできる恰好が多いこともあり、私でもとても気に入ったのだろう。写真も見応えあるし。

ファッションだけではブログそのもののあり方としても参考になる部分が多い。そうなのだ。私も写真にもっとこだわる必要があるのだ。

私のブログって味気ない写真ばかりだもの。私も世間では素人なのだから、素人のブログならではの面白さをもう少し出せるようになりたい。そもそもブログやエッセイの面白さは素人くささなのだ。普段素人でない人が素人になるのを見たくて、人々はそれを目をとおすのだろう。少なくとも私はそうなのだから。

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